歯

治療が難しい症例

インプラントは歯の欠損部位における有力な治療法かつ、最先端の治療でありますが、インプラントは誰でも簡単に受けられるというわけではありません。
インプラントに適応しているとされるのが、顎の骨が安定している成人であること、そして土台となる骨に十分な厚みがあること、そして糖尿病や、心臓病などの全身疾患がないことがインプラントを行う上での条件となります。

しかし日本人は元々顎の骨が薄いとされ、長年の義歯による影響や、歯周病のため更に骨に厚みがなくなっている方が少なくありません。
そのため近年では、骨に十分な厚みがない人でもインプラントが受けられるように色々な形のインプラントや、新たな治療法が増えているのです。

例えばこれは難しい症例ではありますが、インプラントを支える十分な骨がない場合、骨の再生手術を行い、インプラントを支える骨を作り出すわけです。
この骨の再生には、自身の骨が一番良いわけですから、口腔内の骨をとり再生させていきます。
それでも足りない場合には、骨を移植するという方法もありますが、この場合、移植する骨は腰骨からとりますのでかなり大がかりな手術となります。

またインプラントは全身麻酔を行い、外科的手術を行いますから、全身疾患の病で薬を飲まれている方には危険です。
しかし医師とよく相談した上で薬の調節などを行いコントロールすれば受けられる場合も増えてきました。

このように、以前ではインプラントが難しいとされていた場合でもインプラントが適応されるようになり、高齢の方や、持病がある方でもインプラントを受けることが出来るようになりました。
しかしながら難しい症例であるということに変わりはなく、最近でもインプラントによるトラブルがあるのもまた事実です。

インプラントを受ける際は必ずしっかりした病院で検査を受け、自分はどの程度インプラントが向いていて必要なのか?
また難しい手術が必要な場合、どの程度危険が伴うのかをよく医師に相談し、十分な説明を受けてからインプラントを受けるようにしましょう。
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